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最近、アクセスカウンターの上がり方が、さらに加速しているようで、
うれしい限りです。５０００を超えたかと思っていたら、もう６０００
に乗っていました。これからもご期待に答えられるよう、努力します。
ご声援よろしくお願いします。
さて、最近大手銀行の再編成が話題になっていますが、いよいよ損害保
険業界にも再編成の波が訪れました。
今日明らかになったのは、損保業界大手（第三位）の三井海上と、第五
位の日本火災、そして中堅の興亜火災が、共同持ち株会社の元に統合す
る、というものです。これにより、保険料収入は業界第一位の東京海上
（三菱系）を超えて、トップになるそうです。
８月に発表された日本興業銀行、第一勧業銀行、そして富士銀行の事業
統合にともない、これらの銀行に密接な関係がある安田火災、日動火災、
日産火災、大成火災の４社の動向に注目が集まり、もしこれらが統合さ
れた場合の規模（安田火災は業界第二位、安田＝富士銀行系）を想定す
ると、他社への影響が非常に大きいものとなるため、いわば「先手を打
った」形といえるでしょう。三井系のさくら銀行は、先日住友銀行との
「合併」を発表しましたから、さらに住友海上をも巻き込む可能性も、
ゼロではないのかも知れません。
昨年の自動車保険自由化や、新規参入系の増加にともない、損保業界は
資金力をはじめとする企業体力の強化を迫られており、今後も今までに
ないような統合や合併といったことが、まだまだあるに違いありません。
ただ単に大きくなればいいというものでもないかも知れませんが、統合
などによって、今までサービスセンターなどの拠点に恵まれなかった地
域が少なくなり、全国的に均一なサービスを受けることができる、とい
うメリットはありそうです。
