2000年4月1日、日本火災は等級プロテクト特約と、事故・故障時の
ロードサービスの拡充を行うことを発表しました。
なお、「◎」印のところは、私きーみんのコメントです。
1.等級プロテクト特約の発売
大手では東京海上に続いての発表で、この特約を付加していると、
保険期間内(または保険期間内1年間内において、1回までの等級低
下保険金支払い事故(対人・対物保険、車両保険の一部)を等級すえ
おき事故として取り扱い、翌年の等級を現在の契約と同様の等級にす
えおくものです。
(特約の付帯できる条件)
(1)個人名義での契約
(2)ノンフリート等級が7等級以上
(3)付加する前1年間に、等級の下がる保険金支払い事故のない
こと
※従って、複数所有新規(セカンドカー)で7等級が適用され
る契約においては、付帯できない。
◎外資系保険会社が独自に始めた等級プロテクト特約ですが、東
京海上に続いて日本火災も発表しました。1年に1回までは、
翌年等級の低下を心配することなく保険金の支払いを受けられ
ますので、割引が元に戻るまでの期間を気にする必要がなくな
ります。
2.くるまの安心サービスの拡充
従来から提供されていた、事故・故障時のロードサービスを、以下の
通り拡充します。
(1)レッカー搬送サービスの距離を無制限(ただし最寄りの修理工
場まで)にする。(従来は15kmまで。ただしJAF会員は
従来より距離無制限)
(2)鍵開け出張サービスを「自宅駐車場」も対象とする。(従来は
「外出先」のみ)
(3)故障時の宿泊・帰宅・搬送サービスを「自宅から50km以上
遠方」に拡充します。(従来は100km以上)