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１１月１日、東京海上が「ＴＡＰ」の改定を行い、保証内容の充実を図
ります。
「ＴＡＰ」は人身傷害補償を付帯した自動車保険の第一号として昨年１
０月に発売され、ほとんどの他社が追随するなど、新世代自動車保険の
リーダーとしての地位を確立しています。
詳細が不明な点もありますが、東京海上がニュースとして発表した情報
をもとに、概略をお知らせします。
なお、「◎」印のところは、私きーみんのコメントです。
１．車両保険の拡充(Update)
「修理時諸費用保険金」の創設
全損時以外で、修理金額が５０万円以上になった場合、修理金額
の５％（１０万円限度）を支払い。（使徒自由）
「全損時諸費用保険金」の拡充
「代車、遠隔地、積載動産等各種保険金」の支払条件緩和・多様化
◎「修理時諸費用保険」というのは、初めてですね。
２．人身傷害保険の拡充
支払条件緩和および損害額基準の改定
３．他社運転危険担保特約の支払条件緩和
４．３０歳未満不担保契約の保険料を、約１０％引き下げ
５．特約の選択を可能に
代車等諸費用不担保方式の追加
車両保険不担保方式の追加（2000年1月始期契約から実施）
代車費用定額払方式の追加
◎各社がＰＡＰに人身傷害補償をセットできることに対抗した
ことと、代車費用の支払方式に定額払い（従来は実損のみ）
が加わりました。東京海上では、ＴＡＰを他の保険と分けて
独自商品として販売しているため（他社は通常のＳＡＰに、
人身傷害補償を付加する方式）、今まではＳＡＰを基礎に約
款ができており、ＰＡＰへの人身傷害補償付加はできなかっ
たようです。
６．新車特約の創設
損害額が新車価格の５０％を超える場合、または時価額（協定保険
金額）を超える場合で、代替自動車を取得した場合に、車両保険金
を新車価格で支払い。
◎安田火災の「カーオーナーズ保険ＯＮＥ」に続いての、新車
再取得の補償です。安田火災が全損時のみの補償に対し、東
京海上は５０％以上の損害についても補償。
なお、詳しい内容が分かりしだい、更新します。
