あけましておめでとうございます。

このサイトも、お蔭様で２度目のこの挨拶をさせていただくことが
できました。大変ありがとうございます。

さて、昨年は、後半ニュースとコラムの更新をほとんど行えません
でした。今年はこのようなことのないよう、できる限りの情報をと
らえて、皆さんに提供しようと思います。本年もよろしくおつきあ
いください。

損害保険業界は、今年からいよいよ合併・統合する企業が数多く出
てきます。春先に予定されているものでも、
・日本火災、興亜火災（日本興亜損害保険）
・大東京火災、千代田火災（あいおい損害保険）
・同和火災、ニッセイ損害保険（ニッセイ同和損害保険）
などがありますが、今後も統合や合併を目指した動きが活発化する
ことは確実です。今年も激動の１年になりそうです。

また、昨年は東海地方の水害、盗難事件の続発などで車両保険の支
払が極端に増え、今年は平均して１０％の車両保険料の値上げが行
われました。水害は致し方ないとしても、盗難の増加にはやりきれ
ないものがあります。

先日も、テレビでロシアへ盗難車が不正輸出されているレポートを
放送していましたが、一番問題なのは、車種など一部の情報が分か
ると、マスターキーがなくてもスペアキーが作れるという現実です。

これでは、すぐに盗難ができてしまいます。最近は「ピッキング」
という一般の建物の鍵を空ける事件も増えていますが、家も車も、
単に鍵をかけただけでは安心できない時代になってしまったのでし
ょうか。

一方、商品としては、一昨年の「積立型長期契約」の動きは数社に
留まり、やはり保険本来の機能を重視した、人身傷害補償を基本補
償に組み込んだ総合自動車保険の発売が、中堅以下の会社にも目立
ちました。また、これに故障時のサービスなどを充実し、機能を競
っています。
これらの詳細は、「研究」で触れていこうと思います。

新年早々、風邪から始まって体調を崩してしまい、ＢＢＳでのコメ
ントをはじめ、更新が遅くなっていることをお詫びし、また常連の
方のフォローに感謝いたします。

本年もよろしくお願いいたします。